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  1. 健康ミニ知識Ⅱ「酵素って何?」

     

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    平成29年12月10日

    川口市健康管理士会

    中村真知子

                               健康ミニ知識Ⅱ「酵素って何?」再

     

    酵素 栄養学の講座で勉強してきたお話を交えながら、知っている様で案外知らない酵素のお話をお伝えしたいと思います。

    ○酵素ってなに?○「酵素」は何か、

    皆さん「酵素」と言うと何をイメージしますか?頭に浮かんでくるものは何?

    酵素ドリンク・酵素玄米・玄米酵素・酵素パワーの洗剤・塩麹、味噌・納豆・キムチ等をイメージしますか

    酵素は人間から植物まで地球上のありとあらゆる生物(微生物も含む)に遺伝子と共に存在します。

    あらゆる生物の体内で起こる全ての化学反応の媒体に携わる(媒体)タンパク質で出来た生命物質で、一言で言うと生命エネルギーを充電したタンパク質と言えます。(爪・筋肉・骨・皮膚・髪の毛・内臓・血液)

    でも酵素は、まだ分からない点が沢山あると言われている栄養素です。

    しかし、その働きが判明するにつれ、健康に欠かせない存在であることが分ってきました。

    酵素の働きが無ければ人間も動物も生きることが出来ません。いわば生命活動の主役であり、源だと言われています。

    しかし、この「酵素栄養学」は日本では実際にはほとんど研究がなされていません。

    酵素が身体の中でどれ程の働きをするのか、実験・実証されていないのです。(論文などがない)

    なので、日本ではまだ「酵素」は栄養素として認められていません。単なるタンパク質の一種的な取扱です。

    ・しかし、アメリカでは「酵素」を重要な栄養素として捉え、酵素を主体とした栄養学が発達して来ました。

    ・特に1970年代、食生活改善の指導を国の政策として広げた「自然療法士」の間では、主力の栄養学となっています。

    現に、アメリカではがんが減ってきています。

    (日本では3人に1人は癌で亡くなっている昨今ですから、日本もそんな情報なら欲しい所ですが、聞くところによると、アメリカは抗癌剤を2兆円も日本に売っていると言う事です。)

    ○酵素は媒体

    ☆人間の体は60兆個から今では約100兆個の細胞でできており、これらが(1000万回/秒の)化学反応を行っています。その化学反応の結果、私たちは生きていけるわけで、その化学反応の全てを仲立ちする「触媒」が酵素です。

    エネルギーを作り出すこと、呼吸をすること、心臓を動かすこと、食べること、消化吸収すること等すべての生命活動に触媒である酵素が必要で、酵素なくては私たちは何もできず、生きていくこともできません。

    ○酵素は生きている

    酵素には、働きやすい環境と言うものがあります。人間の体内にいる酵素にとっては37℃~39℃が絶好の環境。(大体40℃が活性化する)つまり体温が高い時よく働くと言う事です。

    野菜をお湯で洗うとピンとなりますね。酵素が活性化するからです。

    熱を出すのも同じことで、酵素が活性化している状態なので、薬を飲むとかえって長引くと言われています。

    酵素を50度以上に熱すると一切の活動をストップします。煮る・焼くなどの加熱調理をすると、

    48℃~71℃で死んでしまいます。(48℃で2時間、 50℃で20分 53℃で2分で死んでしまう。

    (中には75℃以上でも生きているものもある)

    また逆に37℃以下になっても活動は鈍ってきます。酵素は生きているので、

    活性化が低い人は体が冷えていると言えます。身体(胃や腸)を冷やすと酵素の働きが悪くります。

    では、酵素って体の中にどれくらいあるのでしょう。

    ○消化酵素の種類と働き

    ・酵素の種類

    人間の体には2万種類以上の異なった酵素が存在する。タンパク質分解酵素だけでも9000種類以上存在。

    人間の各細胞でも13000種以上の酵素が存在。そして量は無数。数えきれない

    (大きさは5~20ナノメートルで球形をしている。(ナノメーロルは1mmの100分の1))

    酵素は毎日生産されていますが、その生産量は年と共に次第に減っていき最後は大変少なくなります。

    ですから、消化の悪い物を大量に食べると、それを消化するために消化酵素が大量に消費されます。

    すると代謝酵素が消化酵素に変身して食べ物を消化する役割を担うのです。消化酵素に変身した代謝酵素は本来の働きをしなくなります。

     

    酵素の働きを分り易くイメージしますと、

    酵素は、いわば、家を建てるときの全ての材料を人間が設計したり組み立てたりする作業に似ています。

    ・8つの栄養素が・・・あらゆる資材だとすると、(タンパク、炭水、脂質、ビタミン、ミネラル、繊維、水、ファイトケミカル)※ファイトケミカル:非栄養性植物性物質機能成分:フラボノイド・イソフラボン・ポリフェノール・カテキン・リピン)

    ・酵素は・・・作業員(設計士・大工・ペンキ屋等)と言うようなイメージです。

    ☆体内に存在する酵素には限りがあるため、使えば使う程、どんどん減っていきます。

    酵素が何らかの理由で減った時の状態が病気で、体内の酵素がほとんど少なくなった時が死と言う事です。

    なので、酵素の無駄使いをさけることと、酵素を上手に補う事が、健康を獲得する第1の条件と言えます。

    一生の間に合成出来る酵素の量は遺伝子に規定されていて、有限であり、浪費すると減少します。

    (エドワード・ハウエル博士(酵素栄養学)

     

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    酵素のない焼き魚は食物酵素を持っている大根おろしを一緒に食べると消化  酵素を節約できる。

                                                

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      + 大 根おろし                           

     

       

                 10     +  (-2) =8

             焼き魚   +  大根おろし  =からだからの持ち出し

     

    ○野菜はおろすと酵素が活性化する。

    ○先端の辛い部分がなお良い

     (食活性酸素を水にする物質イソチオシアネートの作用が強い)

    ○肉を食べたる時も同じ考え方で野菜を先に食べる。添えて食べる。

    ○トンカツのキャベツなどもお同じ考え方。(キャベツは酵素が一杯の野菜)

    ○生ものと発酵食品から毎日酵素を摂る事が大切。

    ○ジュースにする場合は低速回転のジューサーで

    ○アブラナ科の野菜はガンを予防する。

    (キャベツ・ラディッシュ・カブ・大 根・貝割・クレソン白菜・

     チンゲン菜・わさびなど)

     

    人間の体の中にある酵素(体内酵素)は消化酵素と代謝酵素です。

     

    酵素の種類

    体内酵素(人体にあるもの)

    酵母(麹菌)や腸内細菌が酵素を作っている

    体外酵素

    外部から取り入れるもの

     

    潜在酵素(一生の内で作れる一定量の酵素で限りがある)

    代謝酵素生命活動に重要な割を果たす 消化酵素食物の消化吸収活動に不可欠

    食物酵素

    食物その物の消化

    細胞の再生や自然治癒力の維持など、病気になりにくい体を保つのに欠かせない。 消化管内で分泌され、口から入ってきた食物の消化活動を行う。 生の食物(野菜・果物・生肉・生魚・など)に豊富に含まれる酵素で、その食物自体を自己消化する。消化を助ける。15分~30分

     

    ☆食物酵素

    体外から取り込む酵素が食物酵素です。加熱されていない生の食べ物や発酵食品には酵素があります。その食物酵素の含まれた食べ物を加熱された食品と一緒に食べると、消化が助けられます。

    ☆消化酵素

    食べ物の栄養を消化・吸収してエネルギーに変える役割を担っています。その一種が、膵臓に存在する酵素「アミラーゼ」。ご飯やパンの形で入ってきた炭水化物を脳のエネルギー源であるブドウ糖に分解します。

    ○消化酵素の働き

    三大栄養素を腸から吸収できる分子に細かく分解すること。

    1. タンパク質 → アミノ酸(プロテアーゼ)
    2. 炭水化物  → ブドウ糖に分解(アミラーゼ)
    3. 脂質     → 脂肪酸に分解 (リパーゼ)グリセリン

    ☆代謝酵素

    食べ物の栄養をエネルギーとして取り込むのになくてはならない存在です。

    代謝酵素は、消化酵素が吸収した栄養素を利用して、古い細胞を新しい細胞に入れ替える「新陳代謝」を行なったり、体にいらない物を毒素として尿へ排泄したり、免疫力をつけて病気から体を守ります。

    例えば肝臓にある(CYP)代謝酵素は、お酒を飲んだ時にアルコールを分解して解毒します。

    肝臓以外にも全身のあらゆる場所で代謝酵素働いています。

    ○代謝酵素の働き

    ①新陳代謝(組織の入れ替えと再生)・・・吸収された栄養を体中の細胞に届けて、有効に働く手助けをする。

    ②排泄と解毒(有害物質の除去)・・・毒素を汗や尿の中に排泄する。

    ③自然治癒力(エネルギー生産と運動)・・・体の悪い部分を修復し、病気を治す。

    ④免疫力と修復

    ☆酵素が不足すると・・・血液が汚れ、万病の元になる。

    私たちが食べたものは口の中で咀嚼されますが、このとき口の中にあるアミラーゼによって、デンプンが分解されます。デンプンと言うのは、ブドウ糖が数珠つなぎになっている様なイメージですが、このデンプンのままでは身体が吸収してエネルギーとして使えません。そこでアミラーゼが珠だまの球を一つ一つに分けていきます。その一つになった球がブドウ糖です。

    しかし、その分解が酵素不足で不十分だと、未消化の糖がそのまま吸収されて、血液の中を漂います。

    この未消化の糖は血液をドロドロにして赤血球どうしをくっつけてしまいます。これが、血液が汚れると言う事です。代謝が悪くなり大腸腐敗が進み、あらゆる症状が出て、すべての病気の元となります。

    ○風邪をひいたとき、病気になった時などに何をたべますか?

    お粥を一番に思い出しますね。それはなぜかと言いますと、お粥は脂っこいものに比べて消化しやすいから。つまり、消化のために酵素を余分に使わなくても済むので、余った酵素の力を代謝酵素に回せるのです

    食欲がなくなるのも、一つの自然治癒力とみることが出来るのです。

    そういう時には、消化しやすい酵素がたっぷり入った食事を摂るように心がけると言う事です。

    ○犬でも、猫でも、動物は皆、体調が悪くなると、何も食べずにじっとしているようになリます。

    それもやはり、食べないことによって、酵素の力を免疫力や、自然治癒力を高める代謝酵素に回そうとするからだと言う事です。

    ○野生の動物は草食動物・肉食動物に関わらずあまり病気をしないんじゃないかと思います。

    何故なら、生の肉や、生の草や木を食べて生活しているので、酵素一杯の食事をしていると言えるからです。

    (人間も元をただせば野生の生活だった。進化して煮たり焼いたりするようになった。それで、歯がわるくなった。生で食べているときは虫歯もなかったのではないか?)

    ○酵素を多く含む食品を食べる

    (活性酸素を退治するお掃除人=スカベンジャーの食物の殆どが生の食物)

    ☆酵素食品:納豆・漬物・味噌・しょうゆ・キムチ・ピクルス・など)

     納豆はよくかき混ぜる。

    ☆生の食べ物:野菜・果物・なまの肉・魚など

    ☆果物:アボガド・キウイ・バナナ・マンゴーなど

     (痛む直前まで色が黒くなったバナナは酵素がとても豊富)

    ジュースにするなら低速回転のジューサーが良い。おろしてもよい

    ☆野菜:レタス・キャベツ・人参・セロリ

    酵素は生でないと意味がないので、

    (生で食べるときは、冷たい物ばかりだと、身体を冷やす面もあり、体を温めるメニューを加える)

    例:しょうが・ねぎ・にんにく・根菜類や熱い汁物料理(味噌汁・スープなど)

    ・季節の野菜・・・野菜の栄養素が激減している。

    化学肥料、農薬の化学肥料も恐いが、今の農法、種では栄養素は減少するばかり。

    加工食品はあまりにはひどいので止める。コーンシロップ、遺伝子組み換え大豆。

    ・現代の発酵食品のほとんどは加熱殺菌されていた。発酵食品は生きていいてこそ意味がある。

    ・瓶詰・ペットボトル・真空パック・レトルトパックを使用した加工食品はすべて加熱殺菌されていて酵母菌・酵素は死んでいる。
    ○酵素を大量に失うものは?

    ①白砂糖は最悪

    ②脂肪(油)特に酸化した油は最悪 

    ③食品添加物(年間4㎏~7㎏)

    一升の内ドラム缶1本

    ④農薬、化学薬品(特に抗生物質)

    ⑤加工品(煮る・焼く・蒸す・炒める)

    修復するときには酵素が必要なので晩御飯に酵素のあるものを一品いれましよう。

    晩御飯に何をたべるかによって、次の日の元気力が違う!!

    ○酵素の無駄使いをしない事が、健康長寿の秘訣

    本来、人間の体には、150歳程度まで生きられる量の酵素が存在しているそうです。

    身体の中に貯蔵している酵素をどのように使うか、あるいは浪費するかで寿命が変わってくるそうです。

    「日本食は長寿食」と言う調査結果は、テレビを見る人なら一度は聞いたことがあると思います。ご飯、味噌汁、魚や肉のおかず「主菜」、漬物などの「副菜」で成り立つ日本食が長寿の元とよく言われます。

    体内酵素を減らさないためには、和食と小食、腹八分が一番!!

    現代の食生活と比べて、あまり栄養状態が良くなさそうな江戸時代でも100歳を超える寿命を全うした僧侶がいたそうです。

    ○ミニ知識:マクガバンレポート

    その当時のアメリカでは心臓病の死亡率が1位で、ガンは2位でしたが、心臓病だけでもアメリカの経済はパンクしかねないと言われるほど医療費が増大していました。心臓病をはじめとする諸々の慢性病は、肉食中心の誤った食生活がもたらした「食原病」であり薬では治らない。(1977年には1180億ドル・・・約25兆円)そんな経済的危機を何とか打開しようと言う事で、医療改革がすすめられました。

    そして、その一環として上院に「国民栄養問題アメリカ上院特別委員会」を設置し全世界から選りすぐりの医学・栄養学者を結集して「食事(栄養)と健康・慢性疾患の関係」についての世界的規模の調査・研究が7年間の歳月と数千ドルの国費を投入して行われ、5000ページに及ぶ防災な報告がなされています。それを「上院レポート」又は委員長の名前を取って「マクガバンレポート」とも呼んでいます。(日本の古来の食生活が見直された)

    ○日本への影響・負の遺産:    昭和50年頃  38年くらい前

    米国で減少した牛肉消費の代償⇒日本への輸出

    (若い人が肉を食べる食生活になった。1970年代半ば吉野家ができた。)

    その当時の若者が安く肉を食べられると言うので、肉を食べる習慣ができた。

    現在のメタボリックシンドロームにつながっている。

    ★コトマゴワヤサシイ食を主体に(子と孫は)

    コ・・・穀物・酵素食(生野菜・フルーツ・発酵食品)

    ト・・・唐辛子等の香辛料                  

    マ・・・豆類、豆腐、納豆、味噌などの大豆加工品(アミノ酸スコアが高い)※

    ゴ・・・ゴマやナッツ等の種実類

    ワ・・・わかめや昆布等の海藻類(野生)

    ヤ・・・野菜類(自然のもの酵素の働きを補うビタミン・ミネラルが(補助酵素)重要※

    サ・・・魚(特に青背魚類)(オメガ3脂肪酸)※

    シ・・・しいたけ、なめこ等のきのこ類        

    イ・・・じゃがいも、さつまいも等のいも類

    ☆アミノ酸スコアが高い

      食品中のタンパク質の品質を評価するためのスコア。

      タンパク質を体内で利用するには、必須アミノ酸がバランスよく含まれている必要があり、

      それらが全て存在する場合はスコアが高い100点になる。

      (豆類は以前は80点くらいと言われていたが、訂正されて今は100点あると言われています。)

    ☆野菜の力が落ちている

    ☆オメガ3脂肪酸細胞が正しく機能するためには不可欠。

       血液中の脂肪濃度を下げる働きがある。悪玉コレスレテロールを下げる

       中性脂肪下げる。動脈硬化・心筋梗塞の予防 高血圧を予防など。

       (えゴマ・シソ油・亜麻仁油・クルミ・黄緑色野菜・豆類) 

    ○現代人の理想の主食(玄米・雑穀)

    玄米を自宅で5分~7分に精米して、これに押し麦、アマランサスなどビタミン・ミネラルが多く含まれる雑穀を入れて炊いたもの。

     または白米に玄米パウダーや米ぬかパウダーを入れ、これに雑穀を加えて炊いたもの(玄米ギャバ200)

     ※酸化していない物を使うこと。

    ○乳酸菌は強い 

    酵母菌は善玉菌

    ・酵母菌=発酵菌=善玉菌(腸内)

    ・腐る菌=腐敗菌=悪玉菌

    ☆無肥料無農薬栽培のお米は腐らない。=農法は大切!

    ☆ミトコンドリアにエネルギー生成回路がある。

    ☆クエン酸サイクルを回す主なビタミン・ミネラル

    ・ ビタミB群(B1・B2・ナイアシン・パントテン酸・B6・葉酸・B12)

    ・マグシュウムウム・鉄・亜鉛・マンガンこれらには玄米・雑穀に大変多く、バランス良く含まれる。(B12は含まれい)

    ○ガンの人の便には善玉菌はいなかった!

    ☆健康な人の場合⇒善玉菌(ビフィズス菌・腸球菌)25%~30%

                  悪玉菌(クロストリジウム)4~6%

                  日和見菌70%

    ☆ガン患者の場合⇒善玉菌(ビフィズス菌など)0.01%以下

                  悪玉菌(クロストリジウム)30%

                  日和見菌70%

     

    ○体の細胞が生まれ変わる周期

    胃・腸粘膜・・・5日

    心臓   ・・・22日

    皮膚   ・・・28日       1年で85%

    筋肉   ・・・60日       2年で全て入れ替わる

    肝臓   ・・・60日

    骨     ・・・90日       (食事が変われば体も変わる)

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